集客のためのオウンドメディアの導入について
オウンドメディアはいわゆる企業が作るメディアです。メディアにはそのほかにアーンドメディア(ブログ、SNSなど)、ペイドメディア(有料メディア)がありますが企業が自ら作れるオウンドメディアはSEOにも有効であるほか自社の商品やサービスに結びつけていくことができます。
それでは今回はそのオウンドメディアについて考えて行きたいと思います。
オウンドメディアを作る目的
オウンドメディアを作る際にはまず作る目的をはっきりさせることが重要です。SEOによる上位表示で流入数を増やすのか、質の高いリードを獲得したいのかその目的によって設計方法は変わって行きます。もしSEOによって現在のサイトの順位をあげて流入数を上げることが目的ならば、記事を高頻度で更新していくことが必要ですし、質の高いリードを獲得したいのであればホワイトペーパーやセミナーなどを準備する必要があります。
<ターゲット>
伝える対象者=ターゲットを明確にしましょう。ペルソナの設定からカスタマージャーニーマップの作成と検証は今後長い時間をかけて運営していくメディアにとって重要なステップとなります。
<ペルソナ>
ペルソナとは、商品やサービスを利用するメインの顧客を仮想化、抽象化したものです。年齢、性別、趣味、生活のスタイルなど実際に実在しているかのような顧客を想定し、戦略を明確にします。
<カスタマージャーニー>
カスタマージャーニーとは、複雑化している顧客の行動を捉え、マーケティングの成果を改善するための手法で、①横軸に検討⇒検索⇒決定⇒行動⇒検証 ②縦軸に思考⇒タッチポイント⇒思考⇒感情⇒インサイトのような表を作成し、顧客の思考や心情を書くフェイズごとにプロットして行き、顧客の複雑な心理を視覚化してわかりやすくする手法です。
<サーバー>
サーバーは自社のサーバーを使用するのか、それともレンタルサーバーを使用するのか、費用とセキュリティ面などを比較しながら決めて行きます。クラウドサービスを使うという方法もあります。
ーレンタルサーバー会社一例ー
【KDDI CPIサーバー】共用レンタルサーバー シェアードプラン
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【さくらインターネット】さくらのマネージドサーバ
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【エックスサーバー】エックスサーバービジネス
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<ドメイン>
ドメインは自社のサイトを使用すれば費用はかかりませんが、新たにドメインを取得する方法もあります。
ードメイン提供会社一例ー
【お名前.com】
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ドメインといえば何と言っても「お名前.com」業界最大手のGMOインターネット株式会社によるドメイン取得サービスです。優良中古土面なども販売しています。
【名づけてねっと】
NTTPCコミュニケーションズによるドメイン取得サービス、メイン名の登録は、24時間いつでも受付。しかも登録料金は1,200円(税別)/年※からと非常にリーズナブルなのが特長です。
<予算作成について>
予算はもともとウェブ広告でどれだけの費用がかかっていたのか、CPAを考えます。このCPAを上回らないように予算を作成します。予算はイニシャルコストとしてCMS構築費、ランニングコストとしてドメイン使用料、サーバー使用料、ライター費用から考えて行きます。
<メディアの制作を外注する場合>
オウンドメディアを自社で運営するのには自社に専門チームなどがある場合は良いですが、もしそこにリソースを割くことができない場合、外注することも検討しなければなりません。もしオウンドメディアを外注する場合であれば、一部外注するのか全部委託するのか、目的によって決める必要があります。例えばコンテンツのみなど一部外注する場合は、ライターを抱える会社もしくはクラウドソーシングなどのフリーのライターを利用する方法がありますし、丸ごと外注したい場合はオウンドメディアの立ち上げを専門にしている会社に依頼する方法があります。この場合、目標とするKGIまたはKPIに基づき、綿密な打ち合わせの元設計を行っていく必要があります。
オウンドメディアの成功事例【BtoB編】
WinActor(国内最大手RPAベンダー)
https://winactor.com/column/about_rpa
国内最大手のRPAベンダーですが、IT系メディア等を抑えて、GoogleおよびYahooのキーワードで常に1位をキープしています。RPAの記事の更新は頻繁にはされていませんが、ユーザー同士が情報を交換できるユーザーフォーラムというコミュニケーションスペースをサイト内に設置して利便性の高いサイトになっています。いわゆる品質の高い情報を提供することを最重要課題としているGoogleのガイドラインに即している良い事例とも言えそうです。