SNSのフォロー対策の重要性!マーケ成功への道
例えば試行錯誤して広告施策を打って集客までは成功したはいいが、結果的にまったくサービスの購入につながっていない。これはよくある話ですが、それは集客後のフォローがしっかりできていないからです。訪問者は一度訪れたからといってまた訪れてくれるとは限りません。重要なのは訪問した際に、訪問者の望む情報をしっかり提供するとともに、今後消費者とつながりを持つための道筋をきちんと作っておくことです。今回は集客後に最も大切なSNSのフォローの方法についてご説明したいと思います。
SNSのフォロー数を増やす方法はいくつかありますが、基本的な考え方は訪問ユーザーに対してコンテンツに興味を持ってもらい、引き続きコミュニケーションを取り続けられるコンセンサスを取り付けることです。
目次
1.SNSアカウントのフォロー数を増やそう
FacebookページのいいねボタンやTwitterのフォローボタンは必ずWebサイトの目立つところに配置し、訪問者にフォローしてもらいましょう。自社の商品やサービスのターゲットがこれらのSNSを使用しているかどうかが前提となりますが、ターゲットと繋がることでユーザーとのエンゲージメントが醸成される重要な機会となります。ぜひSNSアカウントの存在をアピールし、フォローを促すようにしましょう。また、周囲したいのはSNSへのリンクを貼っているだけという会社も少なくありません。積極的にSNSアカウントの存在をアピールし、フォローの依頼を行うことも重要です。
2.メルマガの登録数を増やそう
もし、ターゲットとなるユーザーがSNSを利用していなくてもメールくらいは使っているでしょう。そこでぜひメールマガジンに登録してもらいましょう。ただ、メールマガジンに登録すると定期的に送られてくるご案内メールに嫌気がさしている人も多いのは事実です。ここはユーザーが興味を持ちそうな資料やクーポンとの引き換えに登録してもらうなどの工夫が必要です。また、一度登録するとなかなか解除できないサイトも多いため、先入観を払拭するために簡単な手順で途中解除できる旨のメッセージも添えておくと良いと思います。
3.RSS購読をしてもらう
ブログ機能が備わっているWebサイトであれば、恐らくRSSと呼ばれる、更新情報を公開しているでしょう。この更新情報をRSSリーダーと呼ばれるツールを使って、ニュースや更新情報を得ているという人もいます。ブログ機能のあるWebサイトでは取り組みやすいRSSですが、ページの更新(新規公開)を自動で発信するため、Webサイトで新たにページを公開しなければ更新情報も送られませんのでこまめな記事更新が必要となります。
4.Webプッシュ通知を登録してもらおう
Webプッシュ通知はユーザーが訪問するとプッシュ通知を送る許可を求めるポップアップが表示される機能です。現状では、対応しているブラウザは、GoogleChrome、Firefox、Safariと限られていますが、メールマガジンと同様にセグメントごとに分けたりできたり、通知内容を設定できたりできる便利なサービスもありますのでぜひ活用したいところです。
企業によるSNSフォロワー対策成功事例
facebookでの事例
ドミノ・ピザ
ドミノ・ピザの成功のポイントは、画像だけでなく動画を使って焼きたてのピザの美味しさやシズル感を表現していることです。情報が多いSNS上では、やはり動画を使った投稿の方が埋もれにくく、目を惹く傾向があります。このような施策でいいね!やクリック、シェア率が静止画の2倍以上になるケースも少なくありません。また、同社ではfacebook以外の他のSNSも積極的に活用しており、2015年10月新商品「冬のクワトロリッチ」に使う新生地「パンピザ」の写真や食べた感想をハッシュタグ「#ドミノパンピザ」を付けてTwitterやInstagramに投稿すると、抽選でギフトカードが当たるキャンペーンも実施し、バズを起こすことに成功しました。
https://ja-jp.facebook.com/DominosJapan/
Instagramでの事例
Le Creuset Japon
Le Creuset Japonではトリベットやお鍋などのアイテム紹介のほか、料理とレシピも紹介しています。例えばホーロー鍋の周辺にさりげなく皿やポットも配置している点など女性受けするように気を配っている点など料理単体の美しさだけでなく、食卓に配置したときの全体イメージが湧きやすく、料理写真を合わせて詳しいレシピも載せていますがレシピのような活用度が高い情報はやはりユーザー受けが良く、拡散にも成功しています。
View this post on InstagramA post shared by ル・クルーゼ ジャポン (@lecreusetjapon) on
Twitterでの事例
スターバックスコーヒージャパン
Twitterフォロワー数:約468.9万人(2019年9月現在)と日本でも人気の高いコーヒーチェーン「スターバックスコーヒージャパン」のTwitterアカウントです。新商品やイベント・キャンペーンの情報を頻繁にツイートされており、1日に複数回ツイートされていることもあります。新商品の情報を投稿する際に「あなたはどっち派?」のようにフォロワーを巻き込んだ投稿も参考になります。実は元々はSNSはFacebookを活用していたスターバックス コーヒー ジャパンが2014年にTwitterへの方向転換を図りました。それが功を奏し、今ではツイッターのフォロワーは425万人にものぼり新商品がツイッターで話題になると、初日の売上げが一気に数倍になるケースもあるほどです。
https://twitter.com/Starbucks_J?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor