クリニック・歯科医院でのSNSを用いた集客テクニック(患者増加)
小規模のクリニックや歯科医院では、集客に苦労しているところも多いのではないでしょうか。
今回の記事では、SNS(特にツイッター)を用いた新規客の集客方法・およびリピーターを増加させるテクニックについてお伝えします。
目次
クリニックの集患対策!SNSを使った増加方法
ツイッターを利用した集客方法
ツイッターアカウントの運営は、新規集客にとても有効です。
また、重要なのは「健康の豆知識」や「誰でも活用できる医療知識」を定期的に呟くことです。
これにより、アカウントのフォロワーを増やすことができ、クリニックの宣伝にもつながります。そして医療系のニュースを引用リツイートして言及することで、多くの人の興味を持たれやすく、拡散されやすくなります。
- アカウントの名前にクリニックの名称を入れること
- プロフィール欄にクリニックへのアクセスやリンクを貼ること
- タイムラインの一番上に固定の機能を表示できる「固定ツイート」機能
も活用しましょう。固定ツイートに、クリニックへのアクセスや診療時間などを記載することで、多くの人がアクセスしやすくなります。
ツイッターでは古い投稿はすぐに流れてしまうので、常に新しい情報をツイートし、定期的に投稿することが大事です。また、医師(歯科医師)のツイートは信頼性があるため、できるだけ実名でアカウントに登録しましょう
インスタグラムを用いた集客方法
インスタグラムはツイッターとは異なり、写真が中心の文化です。
クリニックの内装にこだわっている場合は、院内の写真を撮りアップロードすることで、多くの人に観てもらいやすくなります。
施術前・施術後の写真を載せることで、治療の効果をPRすることができます。
(もちろん医療法、薬事法が2018年5月より変わったため、この部分については注意を払う必要があります)
インスタグラムの写真は、ツイッターよりも「見栄え」が重視されるため、できるだけきれいに撮影しましょう。
「#歯科医院」 や「#〇〇県」などの情報をハッシュタグに入れることで、その情報を求めている人がアクセスしやすくなります。またインスタグラムもツイッター同様、継続的な集客のためには、定期的に投稿するようにしましょう。
ブログやWebサイトも併用しよう
SNSだけでなく、ブログやWebサイトも活用しましょう。
また、ブログを更新したらツイッターにリンクを投稿して拡散するなど、SNSとブログを連携させましょう。SNSのプロフィール欄に、ブログやWebサイトのリンクを貼ることで、アクセスを獲得することができます。
LINE@を利用しよう
LINE@(アット)は、LINEを用いたサービスです。飲食店や美容院など、様々な業界で使われています。昔でいう「メルマガ」のようなものです。患者に登録してもらうことで、患者に定期的にメッセージを送ることができ、リピーター獲得につながります。
忘れがちな「定期検査」や「予防接種」「健康診断」などのお知らせにLINE@を活用することで、リピーターの集客に効果があります。LINEは多くの人が利用しているサービスなので、ぜひLINE@を始めましょう。
リピーターを獲得するには、患者さんにフォローしてもらおう
SNSは新規の集客だけでなく、リピーターの獲得にも有効です。クリニックのお客さんに、SNSのアカウントをフォローしてもらいましょう。
おすすめは、診察カードにSNSのアカウント名を書いたり、QRコードを載せることです。また、院内にチラシを貼りましょう。「大型連休の休院日や、診療時間の変更のお知らせもSNSで行っております」と伝えることで、患者さんにフォローしてもらいやすくなります。
デザインにもこだわろう
Webサイトのデザインだけでなく、SNSを運用する場合も、デザインにこだわりましょう。
アイコンにオリジナルの似顔絵を用いたり、SNSのホームページのバナーなどもおしゃれなロゴを使用しましょう。デザイン性が高まることで多くの人の目を引き、フォローしてもらいやすくなります。そして、クリニックのイメージアップにもつながります。
予算があれば、Webデザイナーやイラストレーターに依頼するのがおすすめです。
「ココナラ」などのサービスを利用することで、低価格でクリエイターに外注できます。
SNSのフォロワーが多い人に宣伝してもらおう
自身のアカウントのフォロワーが伸びない場合は、SNSのフォロワーが多い人に宣伝してもらうことも有効です。歯科医院の場合、自由診療のホワイトニングを無料で提供する代わりに、SNSで感想や効果を投稿してもらいましょう。
フォロワーが多いアカウントは拡散力があり、高い広告効果があります。
個人情報には十分注意しよう
SNSは画像や文章を気軽に投稿できるサービスですが、個人情報には十分注意しましょう。
患者が特定できる情報は避けて、写真にも患者の顔が映らないようにするか、モザイクで加工しましょう。
患者の写真や情報を載せるときには、かならず患者本人に許可を取りましょう。分かっていても、つい油断してしがちです。十分注意してSNSを運用しましょう。
SNSには様々な種類があるため、それぞれのSNSに合わせたやり方をする必要があります。
すべてのSNSを運営するのは大変ですが、まずはどれかひとつでも、構いません。
始めやすいものから始めてみましょう。