医療・介護業界のSNSの活用方法について
数年前まではシニア向けの広告プロモーションと言えばテレビ、ラジオ、新聞、雑誌の4マスが主流で、デジタルメディアはその選択肢にはありませんでしたが、今やシニアのスマホ・タブレットの利用率も高くなり、SNSを当たり前のように使う時代となりました。今回はそのSNSについて医療・介護事業者向けの活用方法についてご案内したいと思います。
Facebookは比較的男性に利用されており、60から70歳のシニアでも使われるようになりました。どちらかといえばアクティブシニアがターゲットとなるでしょう。医療、介護施設の広告であれば、画像(バナー)広告もしくはダイナミック広告(閲覧履歴活用型広告)やリード広告(ユーザーリスト収集型広告)でじっくり追いかけていくのが良いと思われます。
◾️Facebookの広告の種類
・画像(バナー)広告
・動画広告
・スライドショー広告
・ カルーセル広告(マルチ広告)
・ キャンバス広告(フルスクリーン広告)
・コレクション広告(ECフォーマット型広告)
・ダイナミック広告(閲覧履歴活用型広告)
・リード広告(ユーザーリスト収集型広告)
・クーポン広告
・イベント広告
・LINE
LINEもシニア、特に女性の利用率が高いのが特長です。こちらも本人向けのアクティブシニア向け施設、または親御さんを入れるホームの広告が適しているでしょう。こちらは最もスタンダードな静止画広告で自社サイトへの誘導を行う形が適していると思われます。
◾️LINEの広告の種類
・WEB AD(静止画広告)
・APP AD(アプリダウンロード広告)
・VIDEO AD(動画広告)
・Hike Network(外部メディアへの配信広告)
Twitterはその手軽さや速報性の高さから老若男女様々な人に利用されています。こちらはどちらかといえばお子さん世代の利用率が高いため、親御さんを入居させるための施策が適しているでしょう。ただし、どちらかというとメシアの特性から旬な情報でないと飛びつかないため、できれば、イベントやキャンペーンなどの告知広告として活用したいところです。
◾️Twitterの広告の種類
・プロモツイート(タイムライン上表示広告)
・プロモアカウント(親和性の高い未フォローカウントへの広告配信)
・プロモトレンド(タイムラインや おすすめトレンド]セクションへの表示広告)
Instagramは主に20~40歳代の女性の利用率が高いSNSです。どちらかというとファッション・グルメ系の情報が多いため、医療・福祉に適しているかというと難しいところですが、病院や施設の開設時にはその居住空間や食事などビジュアルで訴求できる要素がある場合には訴求効果があるかと思います。介護施設であれば住宅型、リゾート型施設といったところでしょうか。
◾️Instagramの広告の種類
・画像広告
・動画広告
・カルーセル広告(マルチ広告)
・コレクション広告(カタログ型広告)
以上、今回はシニア向けSNSの広告の活用方法についてご案内させていただきました。アクティブシニアであれば本人、要介護の方であればそのお子さん世代へ有効なツールとなります。ぜひ積極的に活用して最も自社にとて効率的な集客方法を確立しましょう。