自社でも活用できるウェブサイトのUI(プロトタイプ)デザインツール
今の時代どのような業界・会社でもWebサイトを持たないところはないと思います。またWebサイトを立ち上げた後に必要となるのはどれだけ多くの人に訪問してもらい、商品・サービスを理解して頂き、最終的に顧客になってもらえるかです。そこでデザイン制作が楽になるだけでなくSEOやコンバージョン率をあげるためにも有効なUIツールをご紹介したいと思います。
目次
UIとは
UIとはユーザインターフェースの略でコンピュータとユーザがWebサイトやアプリにおいて情報をやりとりするためのインターフェースのことです。このUIをスムーズに使いやすくすることはユーザーの利便性をあげ、さらにはコンバージョンの向上にもつながってくるため、大変重要なのです。
UIとUXの違いについて知る
UIは先述したようにWebサイトやアプリにおけるインターフェース、UXはユーザーエクスペリエンスの略です。Experienceとは「体験、経験」を意味し、要はユーザーが製品・サービスを通じて得られる体験を意味します。
UI設計における考え方
1.自然検索で上位に上がるサイトを参考にする
大手企業のサイトなど自然検索で上位に上がってくるWebサイトやアプリは試行錯誤しながらユーザーの利便性やデザイン性の高いサイトが多く、Googleのロボット対策も施されているためまずは参考にするべきです。
2.訴求ターゲットに合わせた設計を行う
良い広告は万人向けでなく、伝えたい方が明確になっており、その人の心にしっかり刺さる広告設計が施されています。 これはWebサイトやアプリもに関しても同じことが言え、どのような人にサイトに訪れて欲しいのか、アプリを利用して欲しいのかが明確になっていなければ、せっかくサイトに訪れた人もすぐに離脱してしまいます。
3.伝えたいメッセージに優先順位をつけた導線を作る
まずWebサイトに訪れた方に最も伝えたいメッセージ(ベネフィットなど)を一番目に着くところに配置したら、その後は優先順位をつけて導線設計を行います。また、導線は最も最短距離で引かなければならず、利用者が迷わないようにアイコンや目印をつけることを忘れずにしましょう。
おすすめのUIツール
・Sketch
Sketchは、オランダのBohemian BVが開発する、アプリやWebのデザインおよびUI(User Interface:ユーザーインターフェース)設計のためのソフトです。世界的にユーザーが増えており、Sketchを利用して制作された企業のWebサイトも多くあります。
・Adobe XD
Adobeが提供するUIデザインツールです。 Adobeと言えば、PhotoshopやIllustratorなど様々なデザインツールを提供していますが、XDはその中でもデザイン初心者にとって扱いやすいツールで、動作もサクサクなのでUIデザイン作成に特化したデザインツールと言えるでしょう。
https://www.adobe.com/jp/products/xd.html
・Figma
Figmaは一言で表すならば、コラボレーション機能満載のSketch、です。ショートカットもなんとなく似ており、できることの違いはほぼありません。
また、初心者にも優しくチュートリアル (youtube)やヘルプ、ブログが充実してきています。
以上、今回は自社内でも活用できるWEBサイト作成時のUI(プロトタイプ)デザインツールをご紹介いたしました。このような便利なツールができたことでWEBサイトの立ち上げが飛躍的に早くなりました。ぜひ活用していただけたらと思います。