集客率を上げる広告プロモーション〜交通広告〜
介護施設や病院などの集客・集患率を上げるための広告プロモーションについて、今回は交通広告の活用方法についてご紹介したいと思います。交通広告の特徴としては、エリアセグメントできるため、無駄打ちが少なくコスト効率が高い、ターゲットの導線内に広告を配置することで刷り込み効果が高く、機会損失が少ないなどのメリットがあります。
デメリットとしては特にはありませんが、強いていえば、何気なく見る広告のため、即効性にやや欠ける点や、電車内や駅のサインボード、電飾看板など、よく目につくところは、長期で押さえられてしまっているところが多く、なかなか空きがでないのが実情で、売れ残ったところで選ばなければならないことも多々あります。
交通広告の種類
電車内
・中吊りポスター
中吊りポスターはイベントやセールスキャンペーン、雑誌の見出しなど比較的短期間の告知に向いており、掲載期間は大凡1週間が目安となります。
・まど上広告
座席の上にあり、比較的長期間掲載されるのがまど上広告です。中吊りのように目立つわけではないですが、長期間掲出することでじっくり焼きつけることを目的としています。病院や介護施設の広告に多くみられます。
・ステッカー広告
ドアのガラス部分に貼ってあるため、非常に目立ちます。ただし、枚数がかぎられているため、料金ランクはもっとも高く、枠も長期的に押さえられているケースも多いため、申し込みを入れても半年先、1年先という場合も多いです。
・車内ビジョン
JRであればトレインチャンネル、東京メトロではメトロビジョンとよばれる車内サイネージのことです。最近では私鉄でもほとんどこのサイネージを導入しており、動画のクリエイティブを活用して効果的な広告プロモーションが行えます。
駅内広告
・駅ポスター
駅に貼ってあるポスターは1週間単位で申込み可能です。駅で直接受け付けている場合もあります。
・駅サインボード
駅ポスターよりも大きなサイズで掲出することができ、非常に目立ちます。短期間でより多くの人にインパクトを与えることを目的としており、新商品のキャンペーンや大学などのオープンキャンパス、分譲マンションの売り出しなどに使われることも多いです。
・駅サイネージ
現在、新宿駅や品川駅などの乗降客数が多い駅以外でも徐々にこのサイネージを設置している駅が増えています。管理側も大変楽なので動画制作も安価になってきており、いずれはポスター、サインボードに代わって、ほとんどがデジタルサイネージ化する可能性もあります。
・駅ビジョン
駅ビルの大型ビジョンは主に乗降客数の多い新宿、渋谷、池袋、新橋、品川などに多く設置されており、駅内のサイネージと異なり、音声を入れられるため、音と映像で大きなインパクトを与えることができるのが魅力です。