医療の経営や歯科の集患でコンサルタントさんを上手に選ぶ方法
開業されたところの先生にとって「集患」というのは大変重要な意味をもっていると思います。
勤務医だった頃は集患についてあまり興味がなかったとしても、開業すると技術の向上と同じくらい経営に大きな影響を与えますから、必然的に気になってくるものです。
そこで開業された先生に多いのが「集患コンサルタント」と呼ばれる仕事の方と契約して、先生の医院へ患者さんを集めるお手伝いをしてもらうという流れがあります。
では、どのような集患コンサルタントさんを選べば良いのでしょうか。
今回は、上手な集患コンサルタントさんの選び方についてご紹介します。
1: 集患コンサルタントさんに必要なのはコレ
集患についての悩みを打ち明け、一緒に考えてくれる頼もしい仕事の方が「集患コンサルタント」と呼ばれる方達です。
この方達は、集患についての知識をかなりお持ちなので、あれこれと戦術(ツールですね)を提案してくださいます。
これは私たちにとって非常に強い味方ですし、頼ってしまう要因となります。
しかし、私たちは戦術(ツール)の提案だけを見て信じてはいけません。
戦術(ツール)は確かに必要なのですが、どのような戦術も使い方を間違えていると、全くと言っても良いほど効果が出てきません。
これは先生の治療でも同じだと思います。
どれだけすばらしい最新式の治療機器が医院にあっても、その機器を上手に使うための計画がないといけません。
インプラントを行う前に、どの部分へ、どの角度へ器具を使うのか。
前もって計画されることでしょう。
何の計画も準備もなく、最新式の治療機器だからと言って、患者さんをユニットへ誘導し、いきなりインプラントを始めることはないはずです。
集患もこれと同じで、いくらコンサルタントさんがすばらしい戦術を提案されたとしても、この戦術を上手に使うための計画がないといけません。
では、集患における「計画」とは何でしょうか?
それは、
『マーケティング』
これがわかっていないコンサルタントさんと一緒に仕事をしても、ツールを使って打ちまくる(お金を使いまくる)だけで、誰もいないところを攻撃し続けることになります。
これでは意味がありませんよね。
世の中には「集患コンサルタント」と呼ばれる肩書きの方がいっぱいいます。
でも、本当にマーケティングをわかっている人は多くありません。
戦略(計画)があってこその戦術(ツール)です。
集患コンサルタントという方がやってきたとき。
先生は必ず相手が「マーケティング」についてわかっているかどうかを見極める必要があります。
2: コレを知らないと大きな勘違いをします
集患コンサルタントさんと話をする上で注意しておいてもらいことがあります。
もし、これからお話することを知らないと、先生は大きな勘違いをしたままコンサルタントさんに誘導され、無駄な時間と費用を使うことになる可能性が高いです。
では、このような状態にならないために注意しておくこととは、どのようなことかといいますと、
『患者目線である』
ということです。
「特徴」である技術力や最新機器ばかりを売りにして話を進める人がいます。
しかし、患者さんはというと、そういうことは2番手3番手に大事でして、1番に大切なことは「早く日常に戻りたい」ということです。
この「患者目線」から戦略を考えられないコンサツタントさんの場合、いくら壮大な戦略を立てたとしても、絵に描いた餅になります。
戦略そのものは素晴らしいかもしれませんが、先生がやってきて欲しい患者さんの心に響かないのなら、いくら費用を使っても誰も医院へ興味を持たないですし、やってくることもありません。
当然ですが予約の電話が鳴ることもなく、メールが届くこともありません。
どれだけ先生の治療技術が素晴らしくても、先生の医院の治療機器が最新機器だったとしても、これらをアピールする前に患者目線で見ることを忘れてはいけません。
そして、先生と同じように患者目線で見られるコンサルタントさんを選ばないと集患を成功させることは難しいでしょう。
3: 患者さんの動きも把握できないのはNG
コンサルタントさんを選ぶとき、その方が患者さんの行動を把握していないと大変無駄な時間を使うことになります。
これはマーケティングを知っていても、医療における患者さんの行動パターンを把握していないといけないということです。
そもそも医療機関へやってくる患者さんは、洋服を買いに行く消費者とは心理的に違います。
また、来院前、来院中、来院後の行動や「やってほしいこと」の要求も違います。
確かにこういった部分について、一般消費者と重なるところもありますが、そういう行動を起こす動機が全く違うため、患者の行動を把握できないコンサルタントさんでは有意義な戦略を作り上げることできません。
先生が選ぼうとされているコンサルタントさんは、一般的な消費者の行動だけではなく、医療機関へやってくる患者さんの行動も把握しているのか。
こういう部分も確認しておきましょう。
4: 先生が依頼するべきコンサルタントとは
先生がこれから集患についてコンサルタントさんを選び依頼するときには、次のことに注目してください。
- マーケティングを知っている
- 患者目線を持っている
- 患者の行動を把握出来ている
このような3つのことがわかっている人を選びましょう。
そして、その先の戦術として
- チラシ
- ブログ
- ホームページ
- DM
- 動画
- メルマガ
などのツールから、先生の医院経営に合ったものをコンサルタントさんと一緒に選びましょう。
手前味噌になりますが、感動画の場合ですと、医療関係の仕事をご依頼いただくことが多いため、患者さんの行動や医療に効果のあるマーケティングを心得ているので先生の医院に合ったサービスを提供することができます。
もし、お近くに相談される方がいらっしゃらないなら、感動画へご相談ください。
5: まとめ
集患コンサルタントさんの選び方についてお話してきました。
コンサルタントさんというと、何でも良く知っておられるイメージがありますが、コンサルタントさんによって得手不得手があります。
ですから、今回お話しました選び方を覚えておいていただき、先生の医院に最大の成果をもたらせてくれるコンサルタントさんを選んでください。
先生の集患が成功することを祈っています。
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