オウンドメディアによる集客術とその作成方法
SEO(検索エンジン最適化)や自社商品のブランドイメージの向上、顧客とのエンゲージメントの強化など、様々な効果の見込めるオウンドメディア、今では広告主側が自社で制作し、B2Cの流れを加速しています。今回はそのオウンドメディアの重要性と作り方についてご説明したいと思います。
目次
オウンドメディアの重要性
今やSEO(検索エンジン最適化)で上位表示させるにはキーワード対策などの内部施策や被リンクのみではそうそう上がらず、Googleのロボットが最も高い評価基準は世の中のためになる情報を日々発信しつづけているかどうか、また、スマートフォンやタブレットなどどこにいても見れる、また見やすく表示されているか、当たり前ですがユーザーファーストの視点に立っているかどうかが一番の決め手になります。であれば、当然ながら、自社の商品だけをアピールするよりもユーザーにとっても最も役に立つ情報を打ち出しているサイトの方が評価されます。
オウンドメディアのメリットとデメリット
メリット
・サイト自体の価値が高まる
当然ながらメディアとしての価値が高まればサイト自体の資産価値も上がります。コンテンツは常に更新していくことが望ましく、Googleの評価もそこが重要なポイントになるだけでなく、新規訪問者がリピーターになってくれば口コミなどでさらにUUが増えてきます。当然サイト自体の価値もあがってきますので、SEOでも上位にあがりやすくなりますし、最終的には企業や商品のファンが増加します。またSEOにおける上位表示が実現できれば広告費用も削減できます。
デメリット
・効果が出るまで時間がかかる。
オウンドメディアを立ち上げたからといってすぐには効果は上がりません。記事を更新したり、サイトのUI/UXの見直しなど、継続的な努力が必要となります。
・専門の人間が必要になる
オウンドメディアを運営するにはやはり専門の人間に管理を任せなければなりません。また、大企業であれば専門チームを組成する必要があります。もし社内で適任と思われる人材がいない場合には丸ごと外注するといった方法もあります。
オウンドメディア成功事例
・ジモコロ
http://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/
求人情報の提供会社アイデムと、様々な面白いコンテンツを制作するバーグハンバーグバーグが共同で運営するオウンドメディア
地元に強いというアイデムのセールスポイントをうまくいかしたメディアです。
・くらしの良品研究所
無印良品でおなじみの良品研究所が運営するメディア。シンプルで空きのこない商品づくりへのこだわりだけでなくスローライフ的な生き方まで提案しています。
・WORKSIGHT
https://www.worksight.jp/
コクヨ株式会社が運営する働く環境をテーマにしたオウンドメディア。オフィス空間を通して、ビジネスマンの働き方自体を提案しています。