人材採用で動画を使ったリクルートサイトが効果的な理由
過去の人材採用というと、求人情報誌やハローワークを使うというのが定番でした。
しかしそれだけでは、慢性的な人材不足に悩んでおられる業界(特に医療や介護)では、ライバル同士で人材の奪い合いが起こり、競争に勝つためには新しい方法を使っていく必要が出てきます。
そこで今回お話するのは、人材採用でお悩みのあなたへ、これから必須となる「リクルートサイト」についてご紹介していきたいと思います。
目次
1: どうしてリクルートサイト(採用サイト)が必要なのか
これはあなたの周りを見回していただくとわかると思います。
今や年齢や性別に関係なく、誰もがスマホというツールを使ってインターネットへ接続しています。
当然ですが、医療や介護関係でお仕事を探しておられる方も、スマホを使って生活されています。
このように過去の生活スタイルが変化したことで、紙媒体の情報を見るという行為そのものが減りつつありますから、5年前、10年前に人気のあった雑誌も姿を消しています。
これと同じように、求人情報も同じ道を歩んでいることはご理解いただいているでしょうか。
確かに今でも、新聞の折り込みに求人情報が入っていることがあります。
ハローワークへ行くと求人情報を画面で見て印刷することができます。
これには年齢という条件がありますが、あなたが20代~50代をターゲットにし、求人を行い人材を採用しようと考えておられるなら、紙の求人情報を目にしても、その内容だけで応募するかどうかを判断する人は少なくなっているでしょう。
その証拠に、あなたの周りの知人に聞いてみてほしいのです。
「紙の情報で気になったことはスマホで検索するのかどうか」
多くの方が「検索して調べる」と答えられると思います。
このような行動へと人は変化していますから、求人に関しても最終的に「応募するかどうか」を判断するには、スマホから見ることができるリクルートサイトが必要となってきます。
2: 企業サイトとリクルートサイトの違いとは
では、同じようにインターネット上にありスマホで見ることができる「企業サイト」と「リクルートサイト」には、どのような違いがあるのでしょうか。
■企業サイト
企業サイトは、あなたの会社の情報を伝えているサイトです。
例えば、医療関係の方でしたら、病院についての情報を発信しているサイトが企業サイトになります。
- 病院の案内
- 診療案内
- 診療時間
- お問い合わせ
こういった内容があるものを企業サイトと呼んでいいでしょう。
■リクルートサイト
こちらは、企業サイトとは違い、人材採用に特化した情報を発信しているサイトです。
診療案内よりも詳しく、仕事の内容を説明することもあります。
病院の案内ではなく、医療法人や院長先生の言葉を伝えることもあります。
また、先輩スタッフのインタビューもあるでしょう。
完全に求職者向けに必要な情報だけをギュッと詰め込んだのがリクルートサイトの特徴です。
ただし、少し前までは「リクルートサイト」を「企業サイト」の一部として、病院案内や診療案内と横並びで公開しているところが多くありました。
でも、この方法ですと求職者にとっては必要のない情報が含まれていますし、採用に向けた熱いメッセージは患者さんには不必要なものとなり、どちらにも軸足を置ききれない中途半端なものとなってしまいます。
これでは、せっかくのサイトも役割を果たすことがありませんから、ただあるだけの存在になる、いつまでも成果が出ないまま運営費用だけを消費するお荷物になるだけです。
このようなお荷物にサイトがならないよう、企業サイトとリクルートサイトは完全にわけてしまい、それぞれのサイトに着地する人へ必要な情報を存分に提供するというのが現在の考え方です。
3: ポータルサイトだけではダメな理由
次に質問が多い「ポータルサイト」についてお話しておきましょう。
ポータルサイトとは、一般企業なら求人情報を「マイナビ」「リクナビ」などに一括して掲載しているサービスです。
このようなポータルサイトは、業界によっていろいろあります。
医療関係には、医療関係のポータルサイト。
飲食関係には、飲食関係のポータルサイトがありますが、どの業種にしても共通して言えるのは、ポータルサイトに登録されている情報だけでは応募する動機にはなりにくいということ。
ポータルサイトの情報は、応募者からすると少ないという感触です。
- もっと働く場所の雰囲気を知りたい
- どのような人と一緒に働くのかを知りたい
- どんな責任者の人なのか知りたい
こういったポータルサイトだけでは伝えきれないことを、リクルートサイトできちんと伝えることが重要になっています。
4: リクルートサイトに必要なポイント
それでは次に、リクルートサイトに必要なポイントをご紹介します。
(1)求職者視点
自分たち採用側の視点ではなく、求職者の視点で見るようにしましょう。
「この情報があればわかるだろう」ではなく「求職者は応募に対してどのような不安を持っているのか」と考え、不安を解消できる情報を提供します。
(2)一緒に働くかもしれない先輩の声
一緒に働く先輩はどのような人なのか、もっとも気になる部分です。
こういった部分を伝えるようにしておきたいですね。
(3)現場の雰囲気
これも知りたいことではないでしょうか?
誰も殺伐とした雰囲気のところで働きたくはありません。
求職者にとって気持ちよく働けるのかどうかを判断してもらうためにも、現場の雰囲気を伝える情報を提供しましょう。
(4)組織のミッション
組織や会社が掲げているミッションを、求職者と共有しておきたいということです。
人材採用の中でミッションの共有は大変重要です。
いくらスキルが高くても、ミッションに共感してもらえない人が組織に入ると、後々良くない影響が出る可能性もあります。
経営者を筆頭に、責任のある立場の方が自らミッションを伝えましょう。
(5)成長しておきたいことを伝える
ただお金のためだけに働くのではなく、共に成長しながら働き続けてもらう方が大切ではありませんか?
こういったメッセージも、求職者へしっかりわかりやすく伝えておきたいことです。
5: リクルートサイトに動画を使うメリットとは
上でお伝えしました5つのポイントですが、これらを写真と文章だけで伝えようとすると、かなりの労力が必要になります。
相手の心に響くメッセージを作り、メッセージを理解しやすい写真が必要にもなります。
正直なところ、このようなものは相当の腕前を持つプロでないと用意できないのではないかと感じます。
しかし、このようなプロでしかできないようなことが「動画」を使うと簡単に実現できるんです。
と言いますのも、動画は連続した映像ですから、表情や声のトーン、仕草を含めて全てを目にすることができます。
対面で話しているような状態ですから、相手の人と成りが伝わってきますので、求職者にとって自分の価値観に近いかどうかもすぐに理解できるでしょう。
会社説明会のような、対面で人材採用のシーンばかりなら良いですが、リクルートサイトを通じて応募してもらうには、動画のパワーを使って求職者の不安を解消し、ミスマッチを防ぐためにも価値観が共有できるメッセージを「人」が目の前に居るかのように伝えることが大切だと思います。
6: まとめ
人材採用にはリクルートサイトが必要であることをお伝えしました。
また、リクルートサイトは求職者の視点で考え、求職者の不安を解消するためにも最強のツールである「動画」を活用するのがおすすめだとお話しました。
いかがでしょうか?
あなたの人材採用にはリクルートサイトがありますか?
また、リクルートサイトには、求職者の不安を解消するようなわかりやすいメッセージが用意されているでしょうか。
もし、動画を使ったリクルートサイトにご興味がありましたら、いつでも「お問い合わせ」からご相談ください。