医療施設のホームページ集客は7つのポイントで成功できる!
今や医療施設もホームページから患者さんを集める時代に変わりました。
患者さんは多くの選択肢を持っていますし、簡単に見つけることができますので、ただ開業したからといって患者さんがドーンとやってくることは期待できません。
そこで今回お話するのが、ホームページでの集客・集患についての方法です。
ぜひ今回の内容を参考にし、先生の病院のホームページを集客装置に変身させてください。
目次
1: ホームページ集客を行う理由
どうして医療施設がホームページ集客を行わないといけないのでしょうか。
その理由は先ほどお話しましたように、患者さんの選択肢が増え、選ぶ方法が変化したから。
病院も「存在」を知ってもらう必要が出てきたということですね。
ただ医療施設を建設し、開業しただけでは「ふ~ん、病院ができたんだ」で終わってしまいます。だって、めずらしいことではありませんし、体調が良くないときにしか医療施設は探しませんから。
ですので、体調に問題を感じ、病院をネットで探されたとき、すぐに先生の医院が出てくるようにしておきたい。
また、出てきたときにプラスの評価を伝えられるよう、院内の写真や先生の写真などを公開することで、一歩目の不安を取り除いてあげてもらいたいのです。
また、医療施設にホームページが必要な理由はもう一つあります。それは、
「信頼性」
医療は信頼の上に成り立っています。
ですから、ホームページで信頼につながる情報を提供することで、患者さんの安心感も向上します。
これはホームページの特徴でもありまして、文章だけではなく画像や動画を使うことで、先生やスタッフさんの人柄も伝えることができます。
- 「どんな先生なんだろう?」
- 「どんなスタッフさんなんだろう?」
- 「こわくないかな?」
- 「怒られないだろうか?」
こんなことを患者さんは考えていますから、「大丈夫ですよ」と伝えることで信頼性が向上します。
2: ホームページ集客を成功へ導くポイント
次にホームページ集客を成功へ導くポイントをお話していきましょう。
実はそんなに難しいことではなく、ビジネス感覚をお持ちであれば、簡単にできることばかりです。
2.1: 先生のホームページには目的がありますか?
先生がお持ちのホームページ。
何のためにあるのでしょうか。
この質問に簡潔に答えていただきたいと思います。
というのも、ホームページって作ることで満足してしまい、その先のことを何も考えていなかったというケースもあるんです。
でも、ゴールの見えないものは、当然ですが成功することができません。
希に、行き当たりばったりで上手く行くこともありますが、ほとんどは上手くいきません。
そこで、もう一度先生にお聞きします。
「先生のホームページは何のためにあるのでしょうか。」
- 売上アップ?
- 集患アップ?
- 知名度アップ?
ゴールを決めておきましょう。そうしないと成功することがありません。
2.2: 先生目線ではなく患者目線が大切です
先生のホームページの内容を見てください。
ホームページに掲載されている文章や画像、または動画は、誰に向けてのものとなっているでしょうか。
医療関係以外でもあるケースですが、経営者側、会社側の人間が伝えたいことばかりを発信し、見ている人が知りたいと感じていることを掲載していない場合があります。
ホームページから発信するとき、誰の目線になっているのかを考えてみてください。
ホームページから集客・集患するためには、患者さんの目線が必要です。
例えば、
「○○の最新技術を使った治療は安心です!」
というのは先生目線です。
患者さんは最新技術かどうかよりも、最初に知りたいのは治るのかどうか。そして治った後の未来を知りたいのです。
ということは
「○○の最新技術であなたの症状が治り、3ヶ月後にはハイキングにも行けるでしょう。」
こちらの方が患者さん目線になっていると思いませんか。
目線には常に気をつけておきましょう。
2.3: ライバルとの違いは?
意外なことに、半径500m以内のライバルを知らない方がいらっしゃいます。
これは非常に危険です。ある日、先生の医療施設の前に、新しい医療施設が出来るかもしれません。
人は「新しい」というだけで引きつけられます。
ということは、こんな状態になると先生の医療施設は苦戦を強いられる可能性が高くなります。
そこで、こんな状態を回避するためには、まずはライバルのことを知らなければなりません。
そして、ライバルと先生の医療施設を比較し、勝っているところ、負けているところを洗い出し、ライバルとの違いを明確にしておきましょう。
2.4: スマホ対応は絶対に必要
ホームページが見られる状態は変化しています。
5年前ならパソコンが主流でしたが、今ではスマートフォンが主流です。
ですから、ホームページもスマートフォンで見やすいように対応しておきましょう。
もし、先生の医療施設のホームページがスマホ対応されていないのなら、まずはここの対応が先決です。
スマホ対応していないのなら、「行こうかどうしようか」と迷っている見込み患者さんを取りこぼしていることになります。
2.5: SEO対策を間違えると残念なことになります
ホームページ集客に必要なのが「SEO対策」。
検索されたとき、検索結果の上位に表示されるように対策することです。
この方法は、広告を出さずにホームページから集客・集患したいなら必要な対策です。
しかし、SEO対策は専門的な知識と経験が必要です。
そこで、SEO対策が必要な場合には、外部の力を借りましょう。
もし、間違ったSEO対策を続けてしまうと、半年、1年ブログなどをやり続けても、何も反応を得られないホームページが出来上がってしまいます。
2.6: 複雑よりもシンプルが正解
ホームページは複雑な動きや作りよりも、シンプルでわかりやすいのが正解です。
凝った動きなどは必要なく、ホームページのデザインで大切なのは
「訪問者を迷わさない」
「訪問者が知りたい情報へすぐに移動できる」
「すばやく表示される」
まさに、Appleのようなシンプルなものが良いのです。
3: さらにホームページは採用活動にも貢献
ホームページは難しい採用活動にも貢献してくれるでしょう。
看護師さんや歯科衛生士さん、介護士さんなど人材獲得が難しい職種の方を求人するとき、
ホームページがわかりやすく、どのような病院で、どのようなスタッフさんが働いているのかわかると、応募する人も安心して連絡することができます。
4: これらを一つで解決できる方法とは
さて、最後にここまでお話した内容を、たった一つで解決する方法をお伝えします。
それは、ホームページに「動画」を活用することです。
動画は、文章や画像のように退屈なものではありません。
スマホの画面をタップするだけで、先生の声やスタッフさんの表情が瞬時に伝わってきます。
また、見ている人の前に先生がいるように感じてもらえるので、親近感も湧いてくることでしょう。
そうすると、近くの病院ではなく、先生の病院が選ばれる確率が高まってきます。
人は知らない人よりも、知っている人を選びますから。
このような理由から、感動画は「動画」を活用したホームページ集客をおすすめしています。
5: まとめ
今や病院を見つけるツールはタウンページだけではありません。
これからの時代、病院を見つけるのはスマホです。
そして、スマホで見つけた後は、探している人が「ここへ行きたい」と感じてもらえるホームページが必要となってきます。
そのためには、今回お話しました「6+1」のポイントが大切になってきます。
ぜひ今回の内容を参考にしながら、医療施設のホームページを改善してみてください。
きっと変化を感じていただけることだと思います。