「人離れ」をなくすことが求人や集客方法の最高の戦略!
みなさんは集客をするということが単なる人を集めるということだと思っていませんか?確かにそのとおりですが、いくら人が集まったところで、人が離れてしまっては意味がありません。
そこで今回は人がいかに離れないようにするかということを語っていきます。人離れの戦略は集客の第一歩です。
集客方法の第一歩
みなさん、かつての氷河期時代とは打って変わって、若い労働人口が減っていることもあり、いわゆる超売り手市場になってしまっていることに嘆いているのではないでしょうか。
そうなんです。良い人材を集めることはおろか、そもそも人手がどこの職場・企業でも足りなくなっているという状況が生まれていることかと思います。
そんな中、いかにして多くの貴重な人材を集めていくかということに熱意をもって日々マーケティングの対応をされていることかと思いますが、まずは人が来ないことにはどうしようもないという風に考えている方も多いのではないでしょうか。実際には規模を問わず合同説明会に出展してみたり、大手求人サイトへの掲載をどのペースでどのくらいの規模で行うのかというところにばかり気を取られていたりするのではないでしょうか。確かにそれは有効な手段だと思います。
ところが、学生や転職者が気にしているところは、いかに仕事を長く続けていくことができるのか、その内容や適性もさることながら、職場環境というものを重視しているはずです。
私もかつては様々な企業へ就職や転職の活動を行っていました。そのときに何を気にしていたかと言えば、その会社の「評判」です。
昨今はインターネットが急速に普及したこともあり、アナログで就職活動を行う時代は終わりを告げたといっても過言ではないでしょう。
ホームページによるデジタル戦略
デジタル化に伴い、活動時には正しい情報は何かという判断ができるかどうかは置いておくとしても、有象無象の情報を得ようと躍起になっているのです。ネット上に晒されている情報は当然のように「検索」をして得るものになります。この検索のシステムが、ヤフーやグーグルといった検索エンジンを介して運用されていることは周知の事実となっていると思いますが、それをうまく活用しようと思ったことはありますか?
一番核になってくるキーワードはやはり企業名でしょう。
企業の名前でその企業がどういった企業なのかというところを捉えてくるはずです。それはその企業を知る第一歩になります。まさに企業の顔となりますが
稀にその企業のホームページが検索順位の1番めに表示されていない企業が存在しています。それではさすがにその企業のブランドの信用問題に関わってきます。
(この会社、大丈夫かな?)と不安に思わせてしまった時点で、人が離れていく可能性があるのです。つまり検索結果で必ず1ページ目の最上部に表示されていることがまず人を信用させるための大きなポイントと言えます。
次に調べるのは「企業名+評判」です。
これは専用のまとめサイトがいくつか存在しています。有名どころですと、転職会議などの口コミサイトです。ここで新卒生や転職者が情報を得ていることはほぼ間違いないです。
このサイトは基本的に会員登録制での利用ですが、一部投稿内容がログインしなくても閲覧できるような状態になっているので、仮にここに悪評が書かれていると、そこで人離れに繋がってしまう危険があるのです。せっかく企業を知ってもらおうという中で、労働環境や社員の愚痴のようなものを目撃して、入ってみようとはなかなかなりません。その時点で人材獲得戦争から一歩後退してしまいます。
ですので、そうならないためにもこのサイトの評判の確認を行っておく必要があります。削除することは難しいとしても、せめて良い評判がログインしない状態で見えていることが人離れの回避につながるでしょう。
さらに、評判という点に関して言えば「ヤフー知恵袋」や「教えてgoo」といった口コミサイトも侮れません。
かつて私が勤めていた企業は某IT系で悪名高きところでしたが、口コミサイトで質問と回答を確認することで、自社商品がみるみる売れていったのです。実は検索したキーワードによっては検索結果にヤフー知恵袋の投稿の一覧が関連付けて表示される場合があります。
そのときに投稿日時の新しいものや閲覧数、内容がよりそのキーワードに近いと思われるものが選定されているようですので、これをうまく操作できればこちらのものです。
人離れをまずは防ぐ!
いかがでしょうか。以上のように、集客するには、まず人が離れていくことを阻止することが重要です。
紹介してきた内容は少しブラックハット的な方法ではありますが、人が呼び込めない現状が生まれているのは、まず人がやってきているのにも関わらず、その後、あらゆる情報を収集される段階で逃げられてしまっている可能性があるということに目を向けて頂きたいというのが私の主張したいところです。
正攻法のマーケティングはもちろん頑張っていくべきところですが、そういった裏の事情もきちんと把握した上で対応することによって、今よりもさらに効率的な方法で人材を獲得できるのではないでしょうか。
今一度ご自身の活動を振り返ってみて、少し行き詰まりを感じてきた時、そういえばこんなことが書いてあったなと軽く思い出せるくらいにこの記事の内容を残しておいて頂けると幸いです。
取り上げた手法は私が実際にやったものの中から特に有効と思われるものでしたが、まだまだたくさんの可能性がネットには秘められています。そこをうまく活用していくことが今後の人材獲得のカギとなるはずです。
以上のように、集客するには、まず人が離れていくことを阻止することが重要です。紹介してきた内容は少しブラックハット的な方法ではありますが、人が呼び込めない現状が生まれているのは、まず人がやってきているのにも関わらず、その後、あらゆる情報を収集される段階で逃げられてしまっている可能性があるということに目を向けて頂きたいというのが私の主張したいところです。