病院のホームページ集客を成功させたい先生へ【必要な技術と戦略ガイド】
この技術と戦略ガイドは、次のような先生に向けてご提供しています。
- 新規で開業される予定のある先生
- これからはじめてホームページを作りたい先生
- 今のままでは効果が感じられないからリニューアルしたい先生
もし、先生がこの中に入っておられるのであれば、これからお読みなる内容は役立つ情報となるでしょう。
しかし、単にノウハウだけを探している方であったのなら、このガイドの内容は全く役に立つことはないと思います。
それでは、病院のホームページ集客を成功させたい先生だけにお伝えしていきます。
目次
1: 病院でホームページ集客を成功させる技術ポイント
1.1: 先生が自分で更新できること
ホームページ集客を成功させる上で、地味でありながら必ず押さえておきたいことがあります。
それはホームページの内容を「先生自らが(もしくはスタッフさんが)更新できる」ということです。
過去、ホームページの内容を更新しようとすると、ホームページ制作会社へ連絡し、更新内容を伝え、1週間~2週間後に更新内容が反映され見ることができるという流れでした。
しかし、今の時代、これでは遅すぎるのです。
新しい情報はすぐに更新。
患者さんの役立つ情報は、病院内で作って更新。
こういった流れがホームページ集客を成功させる方法です。
1.2: SEO対策
「SEO対策」という言葉を耳にされたことがあるでしょう。
難しい話は置いておくとして、SEO対策とは検索されたときに検索結果の上位へ表示されるように調整するテクニックです。
もし先生の病院のホームページへ有料広告から集患するという流れがないのなら、SEO対策は必須のテクニックとなります。
その理由は、有料広告以外でホームページへ訪問してもらうためには、検索した結果からやってきてもらうしかないからです。
確かにSNSから集めることもできますが、SNSは投稿の頻度やフォローなどの手間がかかりますので、病院スタッフさんの体制が出来てからでないと機能しにくいと思います。
ただし、SEO対策には知識と経験が必要です。
最初のうちは専門業者の手を借りながら実施し、少しずつノウハウを蓄積してからは自分たちで行うようにするのが現実的です。
1.3: スマホ対応
ホームページ集客に必須なこと。
それは「スマートフォン対応」です。
今のところ、スマートフォン対応されていないホームページも存在していますが、正直なところ、そういうホームページをスマートフォンで見ると
「見にくい!」
というのが感想です。
ということは、病院を探している患者さんも同じことを感じているでしょうから、そんな見にくいところの内容をじっくり読んで予約しようとか受診しようとか思いません。
人は面倒なのが大嫌いです。
スマートフォン対応は絶対にやっておきましょう。
1.4: 独自ドメイン
絶対にということではありませんが、やはり独自ドメインであることは、小さいながらも信頼感があります。
「ホームページでの情報発信も力をいれているんだな」
という印象が伺えます。
これからホームページを手に入れられるときには、独自ドメインを使うように開発会社や制作会社へ忘れずに伝えましょう。
2: 病院でホームページ集客を成功させる戦略ポイント
2.1: 患者さんの悩みを解決
ホームページ集客を成功させるには、基本的なことを忘れないことが大切です。
その大切なこととは何かというと
「患者さんの目線」
すなわち、患者さんの悩みについて解決する方法を伝えること。
間違っても
- 先生の話したいことばかりを伝えるのはNGです
- 先生の自慢話も必要ありません
- 脅したり不安にさせたりするのはNGです
こんなことをする方は、ここまでお読みではないと思いますので私は安心していますが、希にこういった情報を発信しているところも見受けられます。
本気でホームページ集客を成功させたいのなら「患者の悩みを解決」するのが一番。
そのためには、先生が最初にしなければいけないことは、たったこれだけです。
『患者さんの悩みを知る』
毎日診察されていますから、ご存じのことばかりでしょう。
2.2: アクセスの解析
ホームページ集客を成功させるには、結果を分析することを忘れてはいけません。
- どれくらい見られているのか
- どの内容が読まれているのか
- どの内容から予約がくることが多いのか
こういったことが簡単にわかるのが、ホームページを使った集客の強みです。
このような情報は過去、私たちの手には入りませんでした。
一部の大手広告会社くらいしか知らなかった情報です。
しかし今は、私たちも簡単に手に入れることができます。
ホームページを依頼されるときには、アクセスの解析ができるように設定しておいてもらいましょう。
そして、ご自身で解析結果から判断し、必要な情報、そうでない情報を精査していってください。
2.3: 病院の特徴や魅力を伝えることを忘れない
ホームページをただのショールームにしてはいけません。
ホームページを通して、病院の特徴や魅力を伝えてください。
- 文章
- 画像
このような方法を駆使し、こちらから伝えることが必要です。
というのも、人は自分から考え、病院の特徴や魅力を探し出してはくれません。
基本、訪問者は受け身であることを覚えておいてください。
2.4: 先生の治療の理念をしっかり伝える
先生の治療に対する理念もしっかりと伝えましょう。
何からの症状や病気で不安になり悩んでいる方は、どのような考えで治療をしている先生なのかは非常に気になるところです。
「黙っていても経歴を見ればわかるだろう。」
というのは大きな間違いです。
自分から発言しないと、汲み取ってはくれません。
2.5: 院内の風景をかざらず伝える
病院内の風景もわかると、受診しようか迷っている人に安心感をもたらします。
- どのようなロビーなのか
- 受付はどんな雰囲気か
- 待合いは?
- どんな診察室なんだろう
どうしても病院はプライバシーを守ることが大切ですから、外からは見えない空間になる場所が多いもの。
こういったところは、医師や看護師さんなどは日常の一つなので気になりませんが、たまにしか行かない患者さんにとっては不安な空間なんです。
ぜひ、どんな感じなのかを伝えてもらい、安心感をもってもらうようにしてください。
3: もっと効果的な集客方法
これらの方法を取り込むことで、ホームページ集客を成功へ導くことができるでしょう。
でも、もっと効果的な集客方法があります。
それは、文章と画像で紹介し伝えるだけではなく「動画」を使って伝える方法です。
「動画」は多くの情報を瞬時に相手へ伝えることができます。
- 表情
- 声のトーン
- しぐさ
- まわりの雑音からの雰囲気
言葉や画像だけでは伝わりにくいことが、動画を使うと簡単に伝えることができます。
最近ではスマートフォン1台で簡単に、しかもキレイに動画を撮影することもできますので、ぜひチャレンジしてください。
動画はそれだけで強力な役立つ情報になり得ます。
伝えにくい内容であればあるほど、動画を使って簡単に伝え、ホームページからの集客向上に役立ててください。
4: まとめ
病院の増患集患もホームページが決め手になる時代です。
特に最近ではスマートフォンを使って病院を調べる方も増えていますので、病院の経営にホームページは欠かすことのできないアイテムだと言えるでしょう。
そして、まだライバルが動画を使いこなしていない間に、先生の病院で動画を使ったホームページ集客を実践してみてください。
きっと、今までとは違った患者さんの反応が得られると思います。