集客率を上げる広告プロモーション〜チラシ〜
介護施設や病院などの集客・集患率を上げるための広告プロモーションについて、今回は折込チラシ・ポスティングチラシの活用方法についてご紹介したいと思います。折込チラシ・ポスティングチラシの特徴としては、エリアセグメントできるため、無駄打ちが少なくコスト効率が高い、ターゲットの導線内に広告を配置することで刷り込み効果が高く、機会損失が少ないなどのメリットがあります。
デメリットとしては、新聞折込の場合、多くのチラシの中に埋もれてしまいがちな点や、ポスティングの場合は、ポスティング不可のマンションが増え、配布可能枚数が減ってきていること、信用できるポスティング業者に頼まないときちんとポスティングしていなかったりするケースがあることです。
チラシの種類
新聞折込
読売、朝日、日経、毎日、産経、東京の各新聞ごと選んで折り込むことができます。折込会社に依頼しても良いですが、各販売店ごとでも直接受け付けているケースも多く、自分で印刷したチラシを持ち込むことでコストを抑えることもできます。ただし、折込範囲が広すぎる場合は自分で持ち込むのはあまりにも労力がかかるため、専門業者にお任せしたほうが良いと思います。
ポスティングチラシ
ポスティングチラシ専門の会社に依頼すれば、希望エリア内のマンション、戸建てなどを選んで配布することができます。折込チラシのようにチラシの中に埋もれてしまい、見ないまま捨てられることが少ない反面、単価も高く、マンションによっては投函禁止のところも増えてきていますので、必ずしも折込チラシよりも良いといえるわけではありません。
フリーペーパー同梱
戸建やマンションに投函されるものの中にフリーペーパーもあります。特に多いのが女性向けのフリーペーパーと富裕層向けのフリーペーパーです。前者は郊外のマンションや戸建てに無差別に投函されますが、後者は高級住宅地のマンションや戸建てを狙って配布します。もし、高額の老人ホームなどの集客であれば後者のフリーペーパーを選択されるとよいでしょう。フリーペーパーでは株式会社ぱどの発行するぱどやAFFLUENTやPRESISTなどがお勧めです。
・ぱど
https://www.pado.co.jp/service/freepaper
しかし、先に述べたように新聞折込はチラシが多い日には読まれることもなく捨てられてしまい、ポスティングチラシは投函禁止や投函しても自分に関係ないと思えば、そのままゴミ箱行きになるケースがほとんどです。ではどうすればよいのでしょうか。
それはとにかく他社との差別化とその人ひとりに対するメッセージを明確に入れるということです。折込チラシであれば、通常のB4サイズでなく、一回り大きな変形サイズ(B4タブロイドサイズ)で印刷するとか、一番目に付くところに、その人だけに宛てた特別なお知らせであることを記載するなどのちょっとした工夫を怠らないことです。チラシを配布した後に得られる反響は一般的に10,000枚配布して、良くて0.1%〜0.03%ほどといわれており、特に不動産や車などの高額商品ほどこの数値は低くなります。よって、10,000枚の配布で10人反響あれば工夫することでさらに10人増え、広告を2回打つのと同じ意味になり、CPAが大きく改善し、年間の広告費にも大きなインパクトを与えるのです。このちょっとした一手間を決して抜かないことが重要なのです。