介護施設での集客の方法と考え方(こうすれば集客の増加が見込める)
介護業界での経験について書いて行きたいと思いますが、介護業界は高齢化の加速で、需要はどんどん高まっていっているのですが、その分、競争も激化しているのが現状では、新しく介護業界に新規参入してくる大手企業なども増えてきまして、生き残るためには、価格面ではもはや差別化を図ることも難しくなってきたのが実情ではあります。
そうした中で、私が務めている介護施設での集客の方法について紹介していきたいと思います。
サービスの細分化
冒頭で、価格面での差別化は厳しい現状にあると言うことを書きましたが、そんな中で、自分たちの施設にたくさんの方に入居してもらうために、サービス面で、差別化を図っていくことが、重要であると考えています。そこで、私たちの施設では、ニーズに合わせて様々なサービスを行っています。
こうすることで、私たちの施設のサービスが良く、満足できたという情報が、周囲に拡散されていきまして、やがて、私たちの施設に入居したいという方が増えていくことにつながると考えているために、こうしたサービスの面で、ほかの施設では断られてしまうようなことを提供していくように心がけています。
こうした、サービスの差別化は、やがて、評判につながっていき、口コミとして広がって行けば良いなと思っています。もちろん、そのような体制をとるためには、それなりの人件費もかかりますが、それがやがて私たちの施設の評判につながると思えば、投資は惜しまないという考え方です。
営業を取り入れる
私たちの施設は、規模自体は決して大きな規模ではありませんが、営業部門を設けていまして、積極的に営業活動をしております。
とくに、地域包括支援センターへの営業には力を入れています。なんといってもケアマネジャーの方がいらっしゃいますので、ケアマネジャーに良いアピールをすることができれば、さらなる集客につながっていきますので、地域包括支援センターへの営業には力を入れています。
地域の民生委員などへの営業にも力を入れています。民生委員の人に、営業をして知ってもらえれば、高齢者の方に、自分の施設を紹介してもらえることにつながると考えているからです。
そのほかの方法として、高齢者の方が集まるような場所へ私たちの施設のパンフレットなどを置いてもらえるように頼んだりしています。高齢者の方に見てもらいまして、気に入ってもらえたら良いなと思っているからです。
内覧会を開催する
私たちの施設ではケアマネジャーの方を施設にお迎えしまして、私たちの施設の内覧会を開催しています。ケアマネジャーの方に、私たちの施設を知ってもらいアピールしなければ、ケアマネジャーのかたは、私たちの施設を紹介してくれるということは難しいですので、ケアマネジャーの方に、私たちの施設ではどんな設備があり、どのようなサービスがあるのかということを知ってもらう機会としまして、内覧会を行なっています。
自分たちの施設に、堂々と主張することのできる、他にはないサービスや設備などがある場合は有効になると思います。
地域の方々との交流
私たちの施設では、自治会長さんや地域の行事やイベントの場においては、積極的に参加するようにしています。やはり、地域のイベントでは、地域の皆様に、私たちの施設のことなどを知ってもらえるいい機会にもなると思いますし、地域の方々のことを知ることのできるよいチャンスということにもつながっていきます。
潜在顧客の把握ということにもつながっていったりしますので積極的に町内イベント、地域イベントには参加することは欠かさずに行っています。
最新機器の導入
介護施設で差別化の図りやすいポイントとしてかなり大きいと考えているのがこの最新機器だと思います。
ですので、いかに入居者の方に適したレクリエーションの方法を考えて、他の施設にはないようなレクリエーションの機器を導入するかということに力を入れています。
ですので、入居者の方に、レクリエーションとしてやりたいことを聞いたり、私たちスタッフでも、もちろん機器の導入もそうですが、それ以外にも、高齢者の方に喜んでもらえるような遊びであったり、体を動かすことなどを常に考えて介護にあたってもらうようにしています。やはり、入居者の楽しみな時間でもありますのて、非常に大切なポイントとしてとらえています。
以上が私たちの施設での、集客の方法になりますが、これでも、まだまだ他の施設との差別化を図るためには足りない部分もたくさんあると思っています。
差別化ということは、本当に難しい課題ではありますが、集客の対策としては、最も重要なポイントになってくるものと思っています。差別化さえうまく図れれば、集客もうまくいくと確信しています。