デイサービスの集客&利用者確保に苦戦していませんか?ケアマネに効果的にアピールする方法
デイサービスを運営するにあたり、なかなか利用者さんを確保できなくて困るということがあるのではないでしょうか?
ケアマネージャーに営業をかけても、なかなか宣伝ツールが見つからないという場合があります。
そこで必要なのは、差別化です。
他の施設との差別化を図り効果的にアピールしていただきたいと思います。
利用者さんが集まらない理由とは?
デイサービスを経営しているものの、利用者さんがなかなか集まらなくて困っているという場合が多いです。
まずはその原因について分析していただきたいと思います。
・母体が小さいので知名度がない
・ケアマネージャーに営業をしていない
・他の施設とサービスが変わらない
上記のような原因で、利用者さんが集まらないデイサービスはたくさんあります。
しかし、どんなに母体が小さくても、他のデイサービスとの違いを作るという方法で、利用者さんを集めることは可能なのです。
差別化を図る方法とは?
デイサービスの経営者や責任者は、施設のアピールポイントともいえるものを考えましょう。
もしくは、施設の周辺地域では取り入れられていない方法を採用することで、差別化を図ることができます。
利用者さんを集めるには、ケアマネージャーが説明しやすいようなポイントを作ってあげることが必要だと思いませんか?費用がないのでそんなことはできないと考えるかもしれませんが、そこまで大規模なことをしなくても差別化を図る方法があります。
- レクリエーションはどのようなものか?
- 施設の衛生管理に関して特別な努力はしているか?
- スタッフ全員で共通の目標はあるか?
例えば上記の点を検討してみると、今まで気付かなかった改善点が見つかります。
レクリエーションに関して、周りの施設が行っているのと同じことしかやっていないのなら、差別化は図れません。
しかし、オリジナリティ溢れるレクリエーションをスタッフとともに考え、その部分を強調してケアマネージャーに営業をかけると、効果的だとは思いませんか?
周りの施設が利用者さんを子供扱いするようなレクリエーションばかりをやっている場合、
とアピールできるような内容があれば差別化が図れます。
また、施設の衛生管理に関しても
というアピールができれば、利用者さんを集められる可能性が高いですね。
さらに、その空気清浄機の性能について具体的に説明するだけで、ケアマネージャーへの営業ができます。他には、スタッフ全員で利用者さんと馴れ馴れしく接しないというポリシーを共有しているのであれば、「うちは利用者さんを必ずさん付けで呼びます」というアピールポイントができます。
ケアマネージャーの立場になって考えてみると、そのような具体的な差別化がされている施設は頭の片隅に残ると思いませんか?
例えば、ケアマネージャーが担当している利用者で、子供扱いされるのが嫌だからデイサービスにはもう行きたくないというクレームを出した人がいるとします。
それを聞いたケアマネージャーは、利用者さんの尊厳を最大限に守るデイサービスを探してあげたいと思うはずです。
その時に脳裏に浮かぶのは、子供っぽいレクリエーションをしていない施設ですね。
もしくは、スタッフ全員がさん付けで利用者さんを呼んでいるデイサービスを紹介したいと思うのではないでしょうか?
このように、ケアマネージャーが困った時に候補として挙がるようなアピールポイントを持っておくことが大切です。そして、そのアピールポイントについて具体的に伝えておくことが重要なのです。
アピールポイントを宣伝する方法とは?
他の施設との差別化を図りアピールポイントを作ったのであれば、効果的に営業していく必要がありますね。
ケアマネージャーと実際に顔を合わせて話す機会は本当に限られているのではないでしょうか。そう考えると、忙しいケアマネージャーにも後で読んでもらえるような簡単なチラシを残しておくことは重要です。
デザインなどに時間をかけるよりも、いかにアピールポイントが強調されるかを考え、シンプルでも良いので特徴が一目でわかるようなチラシを作りましょう。
ホームページを持っているのであれば、一番目立つところにアピールポイントを書きましょう。
定期的にケアマネージャーを訪問して営業することも続けなければいけませんが、忙しいと言われた時にただ帰ってくるのではなくて、何かを置いてくるという習慣は大切ですね。
また、利用者さんの家族がホームページを見たときのことも考えてください。
介護をしている人が、ホームページの隅々まで読む時間はほとんどないですよね。介護に追われた忙しい生活を送って、自分の仕事も持っている人がほとんどです。それでデイサービスを探しているのです。
アピールする相手についてしっかりと考えておけば、どのような宣伝方法やデザインが効率的なのかということを判断できるようになります。
がむしゃらに営業していても利用者さんを集めることはできませんし、差別化を図ってもうまくアピールしなければ、やはり利用者さんは集まってきません。自分の施設の強みを作り出し、それを効率的にケアマネージャーや利用者さんの家族に伝えることが重要なポイントです。
良いサービスをしているのになかなか利用者さん確保ができないと悩んでいる施設関係者の方は、ぜひこの点に注意して利用者さんを確保してください。
まずは、自分たちの施設の分析を行い、どんな独自のサービスがあるか考えましょう。もし無いなら工夫して作り出してください。
その後は、忙しいケアマネージャーにアピールする最適なチラシやホームページを用意しましょう。
シンプルにアピールポイントを強調してください。
これをするだけで、利用者の数に変化が生じてくるでしょう。