メールマーケティングを活用した集客術
昔は営業といえば新規顧客開拓は飛び込み営業や電話によるアプローチが当たり前でしたが、今やそのような会社はほぼ見かけなくなり新規顧客開拓はSEOやアドネットワークによってウェブサイトに誘導し、その後はリターゲティング・リマーケティング 広告およびメールでのアプローチを繰り返す方法が主流となっています。
特にメールでのアプローチはステップメールという手法が使われており、MA(マーケティング・オートメーション)においてもリードを育てる(リード・ナーチャリング)のフェイズでは欠かせないものです。今回はこのステップメールについてご説明したいと思います。
目次
- ステップメールとは
- ステップメールのプロセス
- ・メールマーケティング事例
- ・メールマーケティングの手法 1.メルマガ 2.ステップメール 3.ターゲティングメール
- 無料ステップメール配信会社
- 1.エースメール https://www.acemail.jp/ →多機能の割に操作が簡単で初めての方でも安心して利用できます。契約されて数分で配信することも可能で、 会員数、配信数が無制限というのも魅力です。開発、運用、データセンターを全て自社で行っており、安心・安全かつスピーディーな対応が可能なメール配信会社です。
- 2.ワンステップメール http://1step-m.com/ →基本的に全てのサービスを無料で利用できます。ブログのアクセスアップにも最適です。
- 3.オレンジメール https://mail.orange-cloud7.net/ →他のメルマガ配信サービスと比べて機能面が充実しているわりに導入金額が安いことが特徴です。また、 クリック測定・ABテスト・ターゲティング配信機能、メルマガの作成テスト・効果測定・改善アプローチもできます。
ステップメールとは
メールマーケティングの手法の一つでパンフレットなどのダウンロードや会員登録等を実行したユーザーに対して、ユーザーの商品購入までの心理変化を想定した各フェーズごとのメールを一定期間配信し、顧客との関係構築を図りながら、ゴール(商品購入)へ導いていく手段です。
ステップメールのプロセス
<リードの獲得〜評価>
まずウェブサイトに訪れてダウンロードや会員登録をしてくれたユーザーに対してサンクスメールを送付、そしてウェブサイトに誘導したら読まれたコンテンツのレベルに応じて・リードを振り分けランク付けを行います。
<顧客育成>
その後、定期的にランク分けしたリードに対して・メールマガジンを配信し育成(リードナーチャリング)を行い、問い合わせや個別セミナーでの対応はリードのレベル(スコアリング)に合わせた営業に対応させ、確実に受注ににつなげていくと言った流れとなります。また、リードの育成には時間がかかりますので、その間に自社製品のことだけでなく業界の動向やニュース、時事問題などを取り上げることでより顧客との距離感を縮めていくのもテクニックの1つです。ちなみにこれらのシナリオの流れはAIDMA(アイドマ)の法則の流れで覚えると良いでしょう。(Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動))こちらは古くからマーケティング業界においては全ての基本となる考え方となります。シナリオ設計は全ての基本です。まずはこの作業をおろそかにせずしっかり行っていきましょう。
<営業への引き渡し>
育成したリードは最終的に営業に引き渡し、そこからはSFA(営業支援システム)CRM(顧客関係管理)への流れとなります。
・メールマーケティング事例
・メールマーケティングの手法
1.メルマガ
2.ステップメール
3.ターゲティングメール
最近ではLINEなどのSNSで法人アカウントを開設し、SNSメールでアプローチする企業もかなり多くなりました。しかし、ステップメールとSNSメールは使い方が異なります。顧客属性やマーケティングの各フェーズによって使い分けていきましょう。